マイナーチェンジの前後でATのギア比がどう変わったのか、調べてみました。
諸元表を見れば良いのですが、ファイナルが違っていて変速比では直接比較できないので、総減速比(変速比×最終減速比)を比較するグラフを描いてみました。縦軸が総減速比(対数表示)、横軸がギアの段数です。
これを見ると、1速と2速がかなりローギアードに振られている事が判ります。ギアが2段も増えたので当然ワイドになっている訳ですが、チョット低めに振り過ぎかなぁ?という気もします。
0-100km/h加速が15%も向上したのは、この低めのギア比が効いているみたいです。
AL4の2速・3速・4速は、若干クロス気味になってAT6の3速・4速・5速に引き継がれ、巡航燃費を稼ぐ為に6速が追加された形になっています。1,400rpmから最大トルクを発生するエンジンなので、もうチョイ高めでも良かったのにと思います。