308CCのトランクは、307CCに比べて、カブリオレ時で約10%、クーペ時では約15%、容量が拡大しています。カタログで判るのはその位ですが、実は色々と改良されています。
まず、トランクリッドの裏側に照明が追加されました。307CCでは夜間にトランクの特に右側が暗くて困った方も多いと思いますが、改善されました。そして、右端にはサイドポケットが付いていて、チョットした物を入れておくのに便利です。モチロン、スクエアで使いやすい307CCの長所も、そのまま引き継いでいます。
床下は、
307CCではスペアタイヤと工具が入っていましたが、308CCではパンク修理セットに変更されました。これで空いたスペースはウィンドディフレクターを収納する場所になり、若干の小物入れスペースも出来ました。ウィンドディフレクターの下にもスペースがあるので、CCには必須(?)のドカシートなど、薄っぺたい物を置くことも出来ます。トランクとは直接関係ないですが、どうせならオプションでランフラットタイヤが選べるようにして欲しかったです。逆に、ウィンドディフレクターはオプションで良い気がします。
という訳で、トランクは(オープンカーとしては)合格点をあげられると思います。